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三輪山 [文化]

日本人として、大和人として一度は、と思っていた三輪山=大神神社へ行って参りました

 *** (所属する山岳会月報の去年2月の巻頭に書いたものです)

なぜ人は山が気になるのだろう。今年2017年にちなんで、東京都最高峰の雲取山2017mが
人気を集めている。山は登って良し、見て良し。
そして山は、信仰の対象。
古来より人は、山や川や木々などにも命や神や霊が宿る、
大きいものや長いもの古いものに、より位の高い神が宿ると考えられた。
その代表的なものが山、特徴的な大きな山には特に神が宿るとする山岳信仰となった。

山岳信仰は、世界中にあるそうです。エベレストはチベットのシェルパ族に、
キリマンジェロはケニヤのマサイ族に、神が宿る、神の山として信仰されている。
フィリピンのアカ族はピナトォボ山、アボリジニはウルル(エアーズロック)を。

私たちの一番近くにあって有名なのが「三輪山」
パワースポットとして全国的にも知られています。気持ち引き締めご参の登拝したい山です。
他に日光男体山、出羽三山の湯殿山、など。信仰の山の最たるものが、日本では富士山。
 
 ***(部分略)


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    桜井のほうから見る三輪山467m、穏やかな稜線

1月の7日はまだまだ初詣の人が多く、境内は賑わっていました
私たちは山の辺の道伝いに入ったため、脇の鳥居から入りました
手水舎の茅葺き屋根、入母屋造りも立派です

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境内左手奥の狭井神社、この結界からは、ご神体。多くは語れません
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  登拝に際しての注意と案内図を戴きます
  撮影禁止、飲食禁止。健康を損ねないよう水は飲んでも良いとのことです。
  この季節なら2時間程度、水分を我慢しても大丈夫、慎みます

お山は往復2時間ほど、そして山の辺の道へ戻ります
P1070868 (2).JPG
その昔の街道と、昨今のハイキング道は、重なる部分もあるけれど同じではないそうです

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大神神社から北へ1.5K、大神神社の摂社の一つ「樋原神社」
こちらご神体は、三輪山中の磐座。大神神社と同じく本殿はありません
美しいプロポーションの三ツ鳥居から参拝です
石段手前の門松や真新しい紙垂に、新年を感じます

P1070874 (2).JPG
道の先には、二上山が望めます
小高いところからは大和三山、香久山、畝傍山、耳成山が、
あちこちに古墳がポッコリ、のどかな風景
日差しの暖かい新春ウォーキングでした



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