SSブログ

東山魁夷展 [徒然]

展覧会のことばかり続いてしまいます、ごめんなさい
暑い間は、日中は外歩きの少ない場所を求めての外出です

10月8日まで京都国立近代美術館で「東山魁夷展 生誕110年」
彼の作品を嫌いという人は、まあ少ないと思います
好きな方も、そうでない方も、是非のお勧めです

心で見る風景、こころに映る風景
日本人だからこそ、すっと判る 心打たれる絵も数々

P9171773.JPG

         絵を見ていると、音が聞こえてくる 「青響」

P9171772.JPG

         音のないことが、聞こえてくる 「雪降る」

代表作の一つ、「道」
   P9171774.JPG

 著書「風景との対話」第四章「ひとすじの道」
  ひとすじの道が、私の心に在った。
  夏の早朝の、野の道である。

これに続く文を少し引用して書いてはみましたが、
10行ほどでは画家の思いは伝わらりそうもなく、削除しました
展覧会だけでなく、この本もお勧めです

 美しくさわやかな本である。読んでゐて、自然の啓示、人間の浄福が、
 清流のやうに畝を通る。
    裏表紙にこう書いているのは、川端康成

大作、唐招提寺の御影堂 襖絵と障壁画、全部の再現展示も圧巻
波が動いて見えた、海が聞こえてきた
唐招提寺の観月会で、人の頭波越しに見たときには持てなかった
深い世界の時を味わうことができました

  *10月24日から12月3日までは東京展


nice!(0)  コメント(0) 

誰でも子ども [文化]

チェコの作家、カレル・チャペックの名前は知らなくても
「長い長いお医者さんの話」は読んだことがあるんじゃないでしょうか
平和と子どもの心を愛した、チャペック兄弟の作品展へ行ってきました
兄ヨゼフの楽しい絵がいっぱい、心が暖っかくなった

チャペック.jpg

私はたぶん、小学校の図書室で、読んだのだと思います
それからずっと、その本の中の「郵便屋さんの話」が大好きで忘れられませんでした
話は覚えていても、作者や本の題名が分からないまま、また会いと思ってました
それから、それこそ長い長い時が経って、大好きなケストナーの書いた文に、
チャペックの紹介があって、読んでみようと本を探したら、ああ、やっと
「郵便屋さん」に再会しました。とても嬉しい再会でした

Kチャペック.jpg

大人は誰も、その中に子どもの自分がいる
こどもが呼んでおもしろいお話が、大人につまらないはずがありません
昔読んだ人はまた、読んだことのない人はぜひ今から
チャペックやケストナー、読んでみて!子どものころの日に戻れます


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。