岩間寺・石山寺

秋晴れ！、さあ、出かけましょう！
滋賀大津と宇治の境目、岩間寺。西国第十二番札所
バスの便が少ない山寺、最寄りバス停から徒歩50分とガイドブックにありました
歩くのはいとわないけれど、バスの本数があまりに少ない。車で行きました

緑の中を上がって行って、小じんまりした境内です
それでも、こんな山の中に、これだけの信仰の場があるとは、



ぼけ封じ、雷よけの寺、とあります。後者の謂れは、
伽藍を造っている時に、雷が何度も落ちるので、大師が雷神を捕まえて訊けば
大師様の弟子になりたくて、困らせていた、と。そこで、
今後は雷で災いを起こさないよう約束させて、弟子にしたそう。
やれやれ、好きな子をいじめる、小さな男の子のような雷神くん、かわいい
雷神は大きな銀杏の下の祠に祀られています

　　　　　　　

ここまで来たなら、石山寺にも参りましょう。車なら15分くらい
紫式部が源氏物語を書いたところ、瀬田の流れの美しい月見台、
名の由来の大きな石塊、など有名な、こちら西国十三番札所です



岩盤の上に建つ本堂は「懸造り」
有名どころでは、清水寺の大舞台。崖に高々と組上げられた造りです
岩にへばり付くように造られた、鳥取三朝の投入堂もそうです
どれもカッコイイ建築ですね～



御本尊の如意輪観音さまは、33年に一度の御開帳で最近は3年前、あと30年？！
ですが、新天皇即位の翌年、ということは来年、御開帳されます。
3月18日から6月30日まで、生涯で会うことの出来る最後のチャンスとなりそうです

　　

多宝塔はその姿、整って美しい
建物というよりオブジェのようだと、見とれてしまいます
先週の土曜日、だったのの、団体も入ってなくて、ゆっくりできました